採用率とは?採用DX化で採用率をアップさせる7つの方法

採用 応募 率

人材採用活動を行う上では、採用率などの数値やデータを把握することが必要不可欠です。
実際に採用活動を行っている方の中には、求人を出しても応募率が悪い・採用率が低い・求職者側から辞退されてしまうなど、お悩みをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?

今回は採用率でお悩みの方に向けて、採用DX化で募集率や採用率をアップさせる7つの方法についてご紹介します。

採用率とKPI

人材採用活動では、データの分析がより効率的・効果的な人材の発見と採用に繋がります。

採用率とは、応募者数に対して採用した割合のことを指し、計算式は以下となります。

採用率(%)=採用者数 ÷ 応募者数 ×100

採用率は、採用活動の結果の把握や改善に役立たせることができます。

そもそも採用活動におけるKPIは、採用というゴールに到達するための定量的な指標のことです。
中間目標であるKPIを設定することで、自社の採用戦略が有効であるかを測定し、課題や改善点を見つけることが採用率のアップに繋がります。
また、採用率を向上させるためには、企業に興味を持ってもらうための取り組みや、求人に対する応募率を向上させる仕組みが必要です。

このように、採用率とKPIは関係性が深いため、正確なデータに基づいてKPIを設定することが採用活動のキーとなります。

採用率アップに必要なフローや指標

採用率をアップさせるためには、KPIの設定が必要であると述べましたが、具体的にどのような順で何をすれば良いか分からないという方も多いと思います。

ここでは、採用率のアップを目指すために必要なフローや指標を、順を追って解説いたします。

1.求人の掲載

人材募集には、紙やWebなどの各種求人媒体・人材派遣・人材紹介・合同説明会など、さまざまな方法があります。

求人を出す媒体や方法は、予算や採用ターゲットなどによって変えることが大切です。
特に最近は、社員から人材を推薦してもらうリファラル採用やSNSを活用したソーシャルリクルーティングも増加傾向にあります。
このように、求人の掲載や募集方法は採用活動の目的・予算に合わせて選択することがポイントになります。

2.LINE応募などオンラインの活用

当たり前になりつつあるオンラインを活用した応募・採用活動は、求職者と企業側の両者にとってメリットが大きい方法です。
特にLINEを活用した応募方法は、ユーザー数の多さやコミュニケーション面で有効的であると言えます。

このように、LINE応募などのオンラインを活用した採用活動は、新しい方法として定着しつつあります。

3.セグメント配信による興味形成

ターゲットを絞り込んで情報提供を行うセグメント配信は、応募率や採用率を高めることができるツールです。

企業がターゲットとする求職者に対して、興味を持っていると思われる内容や自社の情報を提供することで、その興味を形成することができます。
さらに、セグメント配信によって興味を形成することによって、面接や選考中の離脱や辞退を防ぐことも可能です。

4.会社説明会のオンライン化

会社説明会のオンライン化は、応募者が説明会場に向かう時間・労力を削減できるため、参加者が増える傾向にあります。

対面型の説明会に比べて参加のハードルが下がるオンライン会社説明会は、メール配信でリマインドを行うことで、参加率や企業への興味を高めるきっかけになります。
また、企業側にとっては説明会の会場設営や運営などの費用を抑えることもできることがメリットです。

5.選考時のスコアリング

書類選考や面接など選考時のスコアリングは、選考をスムーズに進め、良い人材を獲得するために欠かせないツールです。

自社が求める人材を獲得するためには、人物像・能力・思考などに対してポイントをつけ、総合的なスコアリングを行います。
また、数値化することで効果の測定や分析がしやすくなり、応募者の傾向をつかむこともできます。

6.面接のオンライン化

近年増えているオンライン面接は、遠方の求職者や転職希望者が面接に参加しやすくなるため、応募率や採用者数の増加に繋がります。
また、オンライン面接は隙間時間での実施も可能であるため、面接の日程調整がしやすくなり、採用プロセスの高速化が実現できます。

このように、オンラインを活用した面接は、採用活動の効率化に欠かせないフローです。

7.システムを利用した内定判断

採用管理システムにはさまざまな機能が備わっており、求人募集から内定判断・通知まで対応できるものもあります。
特に、内定判断は採用基準の明確化や効率的な採用活動に繋がる重要なツールです。
システムを利用して行う内定判断は、正確なデータに基づくスコアリングで効率よく行うことが可能です。

ITツールを活用した採用フローの改善方法

採用管理システムなどのITツールを活用した人材採用活動は、業務の効率化や高度化が可能です。

ITツールはさまざまな種類があり、ターゲットや機能性、強みとなるサービスは異なります。
そのため、自社の採用フローの課題点を見出し、適切なITツールを選ぶことが重要です。
また、選考自体のオンライン化も進んでいるため、ITツールでの採用管理は採用フローを効率化することができます。

採用フローの改善を目指したい場合は、自社の課題点に対応できるITツールを活用すべきであるといえるでしょう。

まとめ

今回は、ITツールなどを活用した採用DX化で採用率をアップさせる方法について、ご紹介しました。

採用活動は売り手市場となり、競合が激しくなっているため、良い人材の獲得にはKPIの設定やDX化が欠かせません。
採用管理システムの導入や自社で導入できていないITツールに興味をお持ちの際は、導入をサポートしている企業に問い合わせをし採用率アップを図りましょう。