LINEで採用を成功させるためのポイント|期待できる効果と利用例を紹介

line 採用

現在多くの方が連絡手段として利用しているLINEは、スマホ・タブレット・PCで利用可能なコミュニケーションアプリです。
LINEは日本国内で約9200万人が登録しており、20代の普及率は98.1%となっています。

そんなLINEですが、近年採用活動のために活用している企業が増加しています。
企業は採用活動においてさまざまな問題や悩みを抱えていましたが、LINE公式アカウントを作成し、うまく活用することでそれらの問題や悩みを解決できるのです。

そこで今回は、LINEを採用活動で活用すべき理由や、具体的な活用方法についてご紹介させていただきます。

なぜLINE公式アカウントを採用活動で活用するのか

これまで、採用担当者の求職者への連絡手段は主に電話かメールでした。
しかし、大学生が就職活動のシーズンになると、毎日多くの方が面接に訪れるため、その対応に追われることが多くなります。
このような状況の中で、時間のかかる電話や、メールアドレスの入力が必須になるメールでは、採用担当者の負担になっていました。
さらに、求職者への内定の通知を行った後のフォローにも手が回らず、求職者を他社へ逃してしまうというケースも少なくありません。

LINEはメッセージの一斉送信が可能であること、タイムラインを用いて広報活動が行えること、設定すれば24時間自動返信が可能であるといった点から採用担当者の負担が大幅に軽減されるのです。
また、トーク画面を開くことで各求職者に対して対応を行ったかどうかが一目で分かるため、連絡漏れの対策にもなるでしょう。
さらに、電話やメールよりも手軽に連絡できるため、求職者側の負担も軽減できます。

LINEを採用活動に活用するとこのようなメリットがあるため、多くの企業が導入しているのです。

採用における問題はLINEで解決

採用を行う際、求職者にメールで連絡をしたものの返信が来ない、もしくは返信が遅いため、面接日程を調整できないといった問題があります。
メールは受信ボックス内で他のメールに埋もれてしまうことや、かしこまった文面を考えるのが億劫になり、放置されてしまう可能性があるのです。

このような問題は、LINEを活用することで解決可能です。

一般的なメルマガの開封率は、就職活動のような重要な時期であれば変動するものの約10%前後であるとされています。
つまり、メールを送ってもほとんどの人がそれを見ないまま埋もれてしまうのです。

一方でLINEの開封率は約60%であるため、LINEの方が情報を届けやすいといった特徴があります。
また、現在の若年層はメールよりもLINEでのやり取りの方が馴染みがあるため、目を通しやすいといえるでしょう。
さらに、LINEはスマホからでも簡単に返信できるため、電車などでの移動のタイミングでやりとりできるのです。

仮に電話の場合は、企業が忙しい時間に電話をかけることが失礼であると思い、なかなかかけられないといったことが起こり得ます。
しかし、LINEであれば時間に気にせず気軽に送れるため、やり取りも速くなるでしょう。

このように、企業が悩んでいる採用時の問題は、LINEを活用することで解決できます。

LINEを活用した採用の利用例

前述のように、LINEを活用することでこれまで以上に採用活動がスムーズになります。
ここでは、LINEを活用した採用の利用例をご紹介させていただきます。

求職者のLINE IDを集める

最初に行うべきことは、
LINE公式アカウントの開設と求職者のLINE IDを集めることです。

LINE公式アカウントには下記3つのプランがあり、各プランによって利用料金が異なります。

・フリープラン
月額固定費:0円
無料メッセージ通数:1,000通
追加メッセージ料金:不可

・ライトプラン
月額固定費:5,000円
無料メッセージ通数:15,000通
追加メッセージ料金:5円

・スタンダードプラン
月額固定費:15,000円
無料メッセージ通数:45,000通
追加メッセージ料金:~3円

※2023年2月現在のプランになります。
最新のプランに関しては、公式サイトをご確認ください。

以上が各プランの詳細となるため、求職者の人数にあわせてプランを検討しましょう。

公式LINEアカウントを開設し、設定などが完了すれば次は求職者のLINE IDを集めます。
方法としては、自社のホームページや求人サイトから登録を誘導する、説明会やセミナーで友だち登録を誘導するなど、さまざまな手段があります。

必要な情報の厳選・発信

多くの求職者から友達申請が届いた後は、会社の情報や選考スケジュールを発信します。
メッセージを送る際は、個別にメッセージを転送する・グループを作成する、などの方法を検討しましょう。

LINEを活用した求職者のフォロー

選考が進み、内定となった方には個別でフォローを行いましょう。
これまでは選考の日程調整や情報発信がメインでしたが、内定後は内定者からの質問や相談にも活用可能です。
LINEであれば双方が連絡しやすいため、密に連絡を取り合い、内定者の不安を解消することで辞退の抑止にも繋がります。

まとめ

今回はLINE公式アカウントを活用した採用活動について、ご紹介させていただきました。

LINEには便利な機能が数多く存在しているため、これらを活用することで採用者の負担を軽減し、さまざまな問題を解決できるでしょう。
LINEのような外部ツールを導入して、円滑な採用活動を実現しましょう。
利用する企業数は今後も増加する可能性が高いため、早速導入してみることをオススメします。