近年、SNSにおいて求人募集を目にする機会が増えたと感じる方も少なくないでしょう。
コミュニケーションツールや情報発信・受信の方法として欠かせないSNSは、採用や広報活動の場所としても活用されています。
SNSを活用した採用活動が増えた理由は、SNSの普及・稼働率・シェア機能などSNSならではのメリットがある点でしょう。
そのため、SNSを求人応募に活用したいとお考えの方が増加しています。
しかし、何から始めればいいかわからない方や、どのSNSが採用活動に向いているのだろうかとお悩みの方が多いかと思います。
そこで今回は、SNSで求人応募を増やす方法や、LINEを活用した採用活動についてご紹介します。
SNSで求人応募を増やす方法
SNSで求人応募を増やすためには、アカウントの開設・運用から機能活用まで、SNSをよく理解しておくことが重要です。
SNSが採用活動に向いている理由は、SNSの拡散力の高さに加えて、潜在的に就職・転職を考えている方へアピールできる点にあります。
また、SNSはTwitter・Instagram・Facebook・YouTube・LINEなどさまざまな種類があり、各サービスに特徴やメリット・デメリットがあります。
そのため、採用したいターゲットの条件を整理し、その層がメインユーザーとなるSNSを活用することが大切です。
例えば、YouTubeの動画やInstagram・LINEなどのショート動画はユーザーの注目度が高く、写真やテキストメッセージでは分かりづらい会社の雰囲気やリアルさを伝えることができるため、求人応募が増加する傾向にあります。
そして、採用活動に適しているSNSが複数ある中で、採用に繋がる求人応募を増やすためには、コミュニケーションを密に取ることができるLINEがおすすめです。
LINEを活用した採用活動
日本国内のユーザー数が9,300万人と多いLINEは、利用者の年齢層・居住地の分布が広いという特徴があります。
そのため、LINEアカウントを運用することで多くの層へのアピールを網羅できるため、ターゲット層に合わせて運用するSNSアカウントを増やさなくて済むと言えるでしょう。
また、LINEはアカウント開設がしやすく、リッチメニュー・メッセージ配信・個別メッセージなどの豊富な機能が魅力です。
ここでは、LINEを活用した採用活動について、アカウント開設から機能・メリットまでを解説していきます。
採用用アカウントをつくろう
SNSでの採用活動のためには、まずアカウントを開設する必要があります。
アカウント開設の際、SNSの種類によっては、一般アカウントとは機能の異なるビジネスアカウントの開設が可能です。
LINEを利用する場合には、企業としてLINE公式アカウントを開設し、採用活動に活用しましょう。
LINE公式アカウントは、企業や店舗・個人事業主など誰でも開設可能で、基本的な機能は無料で利用できます。
さらに、個人向けのLINEアカウントとは異なり、メッセージの一斉配信や予約配信が利用可能です。
このように採用活動のためのアカウントには、是非ビジネス向けの機能を持つLINE公式アカウントを活用しましょう。
LINE公式アカウントの機能
LINE公式アカウントは、個別メッセージチャットに加えて、リッチメニュー・メッセージ配信・LINE VOOM投稿などさまざまな機能を有しています。
まず、アカウントのプロフィール設定やリッチメニューでは、友だち登録したユーザーに対して、企業情報や求人募集などを伝えることができます。
特にリッチメニューは、メニュー内容や構成を自由に組むことができるため、公式サイトや求人応募フォームのURLを設置することが可能です。
さらにLINE VOOMへのショート動画投稿は、友だち登録しているユーザーから他のユーザーに拡散されやすく、採用広告としての効果が高いと言えます。
このようにLINE公式アカウントは、採用活動の求人広報から求人応募、採用活動まで、一貫して利用しやすい機能が揃っているのです。
LINEを活用するメリット
LINEを求人応募に活用するメリットは、ユーザー数・閲覧率・リアクションの3つです。
まず、LINEはユーザー数が多く、求職者に限らず多くの人が利用しているSNSであることから、企業と求人応募者がマッチしやすいと言えます。
次に、LINEはコミュニケーションツールや情報受信・発信の場として、1日の内に何度も利用するSNSです。
そのため、企業が発信した情報が求職者の目に留まる機会が多く、採用過程の連絡の見落としも軽減されます。
さらに、メールなど他のコミュニケーションツールと比べてLINEは気軽に送りやすい傾向にあるため、求職者からのリアクションを獲得しやすいこともメリットです。
このようにLINEを活用するメリットは、企業・求職者の両者にあると言えるでしょう。
まとめ
今回は、SNSを活用した求人応募やLINEでの採用活動の方法について紹介しました。
多くの人が情報を得るために利用するツールがSNSに変わり、コミュニケーションもSNS上でのものが活発です。
そのため、採用活動にはSNSを活用することが不可欠になってきており、企業と求職者が適正にマッチできることが重要視されます。
LINE以外のSNSは告知することが主な運用方法ですが、LINE公式アカウントを活用することで求人広告から採用・内定通知までを一貫して行えるため、求職者も利用しやすいといえます。
そのため、求人応募においてSNSを活用する場合には、LINEの導入を検討してみてはいかがでしょうか。